この記事では、MAGグリップの使い方とランキング形式でおすすめの種類を紹介しています。
MAGグリップの使い方
「MAG」はMaximum Advantage Gripの略で、主に背中のトレーニングでラッドプルマシンのバーの代わりに使います。
通常のバーに比べて、握り方や手幅をかんたんに変えることができ、トレーニング効果をUPさせてくれるアイテムです。
ランキング形式でおすすめの種類を紹介
現役パーソナルトレーナーが、実際に使ってみた感覚をもとにランキング形式でおすすめの種類を紹介していきます。
第7位 アンダーハンドグリップ
オススメ度:★★☆☆☆
7種類あるMAGグリップの中で最下位になったのが、「アンダーハンドグリップ」
アンダーハンドで握るため、上腕二頭筋に負荷がかかってしまいます。
また、肘を引くような動きになるので、三角筋後部にも負荷が入ります。
上腕二頭筋や三角筋後部のトレーニング種目として使うのは良いと思うのですが、背中トレには向いていないと思うので、第7位としました。
第6位 クローズオーバーグリップ
オススメ度:★★☆☆☆
クローズオーバーは前腕に負荷がかかりやすいです。
そのため、背中の筋肉を追い込む前に、先に前腕が疲れてしまうことがよくあります。
背中と前腕を同時に鍛えることができるのは、ある意味メリットですが、背中にフォーカスしたいときにはマイナス点となります。
そのため、第6位となりました。
第5位 ミディアムアンダーグリップ
オススメ度:★★★☆☆
アンダーハンドなので、上腕二頭筋も少し使ってしまいやすくなる傾向はあります。
それでも手幅が広いので、そこまで気になりません。
広背筋の収縮は意識しやすいグリップだと思っているので、わりと好きなグリップです。
第4位 ミディアムパラレルグリップ
オススメ度:★★★☆☆
パラレルグリップなので腕の力を使いづらく、背中を意識しやすいのがメリットです。
主に広背筋下部を狙うトレーニングに向いていると思います。
ただし、広背筋をしっかり収縮させるのが難しいのがデメリットです。
ただ、トレーニング効果を高めてくれるグリップではあるので、背中トレの1つのバリエーションとして取り入れることをオススメします。
第3位 ミディアムオーバーグリップ
オススメ度:★★★★☆
オーバーハンドなので、前腕も少し使ってしまいやすくなる傾向はあります。
それでも手幅が広いので、そこまで気になりません。
広背筋と僧帽筋をストレッチポジションから、収縮ポジションまでしっかり負荷をかけられるので、お気に入りのグリップの1つです。
私自身、かなりの頻度で使っています。
第2位 ワイドオーバーグリップ
オススメ度:★★★★★
第1位とかなり悩みましたが、「ワイドオーバーグリップ」を第2位にしました。
このグリップの最大の特徴は、広背筋に強いストレッチの刺激を与えることができるところです。
ワイドグリップなので、手幅を自然と広くなります。
そのため、広背筋も自然に強くストレッチされます。
その状態から、グリップを引くことで、広背筋にかなりのストレッチを感じることができるので、かなり良いです。
第1位 クローズパラレルグリップ
オススメ度:★★★★★
第1位はクローズパラレルグリップです。
理由は明確で、自分の中で、1番、僧帽筋と広背筋を意識してトレーニングできると感じているからです。
パラレルグリップなので、腕の力は使いづらく、背中に集中しやすいです。
また、肩甲骨をしっかり寄せる動きもしやすいので、筋肉をしっかり収縮させることができます。
まとめ
背中トレの1つのバリエーションとしてMAGグリップを使うメリットは、とても大きいです。
今回は、私が日頃のトレーニング経験からオススメのグリップをランキング形式で紹介してきました。
当然のことですが、骨格の違いなどで個人によって感覚の違いがあると思います。
ぜひ、実際に使ってみて自分のお気に入りのMAGグリップを探して、楽しいトレーニングライフを送ってください^^
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