プラント業界に入りたての頃、現場での会話で「コンベヤのヘッド側でトラブルがあってー」とか「テール側で作業するからー」とか聞くことがありました。
慣れてない新入りの私には、なんのこっちゃ分かりませんでした。
この記事では、新入り時代の私と同じように、「なんのこっちゃわからん」という方へ向けて、搬送コンベヤのヘッドとテールについてわかりやすく解説します。
搬送コンベヤのヘッドとテールはどっちがどっち?
簡単に説明すると、電動機(モータ)がついている方を「ヘッド」。
電動機(モータ)がついていない方を「テール」と呼びます。
なんで「ヘッド」「テール」なんて呼び始めたのかは不明です。
個人的な想像では、人間の体を動かす脳がついている頭(ヘッド)に相当するのが、コンベヤにおける電動機なので、「ヘッド」。
脳からの指令で動く体(テール)に相当するのが、コンベヤにおける電動機がない方の「テール」。
こんなイメージから呼び始めたのかなと思っています。
駆動側、従動側という呼び方もある
別の呼び方として「駆動側」、「従動側」なんて呼ぶこともあります。
こっちのほうが理解しやすいと思います。
「駆動側」とは、その言葉のとおり駆動装置、つまり電動機がついている方のことを呼びます。
「従動側」とは、その言葉のとおり駆動装置に従って動くだけ、つまり電動機がついていない方のことを呼びます。
業者さんや担当者によって呼び方が変わることがありますが、意味は同じなので合わせて理解しておくといいでしょう。
以上「【初心者向け】搬送コンベヤのヘッドとテールはどっちがどっち?わかりやすく解説」という記事でした。
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