メンズフィジークの大会に出ようと思うけど、初めて挑戦する人はどんな風にポージングしたらよいか分からないですよね。
そんな方に向けて、この記事では、IFBBプロの湯浅選手と世界チャンピオンの田村選手が解説したポージングのポイントを交互に紹介する形式でまとめています。
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- メンズフィジークの規定ポーズ
- ポージングの基礎
- フロントポーズのポイント
- サイドポーズのポイント
- バックポーズのポイント
- サーフパンツの履き方
【JBBF】メンズフィジークの規定ポーズ
JBBFのメンズフィジークには規定ポーズが4種類あります。
① フロントポーズ
② サイドポーズ(右)
③ バックポーズ
④ サイドポーズ(左)
1.フロントポーズ
正面を向いたポーズ。
腹部から肩にかけての広がり(逆三角形)と、腹筋(ミッドセクション)をアピールします。

2.サイドポーズ(右)
身体を右側にひねったポーズ。
ひねった状態で正面から見たときのVシェイプをアピールします。

3.バックポーズ
後ろを向いたポーズ。
下背部から肩にかけての広がり(逆三角形)をアピールします。

4.サイドポーズ(左)
身体を左側にひねったポーズ。
ひねった状態で正面から見たときのVシェイプをアピールします。

【メンズフィジーク】ポージング基礎を解説
フロントポーズのポージング
IFBBプロの湯浅選手による解説
上体のポイント

IFBBプロの上体のポイントは以下の5点です。
①呼吸をしっかり吐いて、肋骨を締めて、腹直筋を出す
②腹直筋を出したまま、胸郭を広げる
③肩甲骨を立てる
④大胸筋は収縮させない(リラックス)
⑤顔はスーパースマイル😘
立ち方(脚)のポイント

IFBBプロの立ち方(脚)のポイントは以下の3点です。
① 軸足の延長上に逆足を置く
②軸足に重心をのせる
③ 逆足は伸ばしきって、かかとを上げる
④つま先はバランスよく外側に向ける
腕から指先のポイント

IFBBプロの腕から指先のポイントは以下の4点です。
① 親指を隠して、手を腰に添える
② 親指は腰に引っ掛けて、肩・三頭筋を出す
③ もう一方の指は反らさずに、自然に意識する
④ 腕の位置は、胸郭を開いた状態で自然におろす
世界チャンピオンの田村選手による解説

世界チャンプの上体のポイントは以下の6点です。
① 軸を意識する(常に上から引っ張られているイメージ)
② 胸を張って(肩甲骨を立てて)、僧帽筋が強調されないようにする
③ 骨盤を後傾させて、腹筋を出す
④ 腹筋はバキュームして、内側に入れるイメージ
⑤ 肘のラインは体側(たいそく)よりも前
⑥ 三角筋後部に力を入れる
サイドポーズ(左右)のポージング
IFBBプロの湯浅選手による解説

IFBBプロのサイドポーズのポイントは以下の7点です。
① 軸足はまっすぐにし、後ろ脚はかかとを上げて流す
② 流した後ろ脚のふくらはぎに力を入れる
③ 両肩を平行にしたまま肩をひねる
④ 正面を向きすぎないように注意
⑤ 大胸筋は収縮させない(リラックス)
⑥ 正面側の肩・三頭筋を意識する
⑦ 正面から見たときのVシェイプを意識する
世界チャンピオンの田村選手による解説

世界チャンプのサイドポーズのポイントは以下の4点です。
① 軸を意識する(常に上から引っ張られているようなイメージ)
② 腰に添える手の位置を外側にする(大胸筋がよりワイドに見える)
③ 前脚を上げるイメージで外腹斜筋を出す
④ 腰に添えない腕は肩を出して、肘から下は自然におろす
バックポーズのポージング
IFBBプロの湯浅選手による解説

IFBBプロのバックポーズのポイントは以下の4点です。
① 片足を流して片手を腰に置く
② 流した後ろ足のふくらはぎに力を入れる
③ 骨盤を前傾させ、上体を後ろに少し倒す
④ 脊柱から下背部を意識する
世界チャンピオンの田村選手による解説

世界チャンプのバックポーズのポイントは以下の3点です。
① 上体は反りすぎないように注意
② 下背部と三角筋後部を意識する
③ 顎は上向き
サーフパンツの履き方
世界チャンピオンの田村選手による解説

世界チャンプのサーフパンツのポイントは以下の2点です。
① 外腹斜筋が見える位置でサーフパンツを履く
② 正面から見た時に、おへそから骨盤にかけて、若干V字になるように履く
まとめ
Iこの記事では、FBBプロの湯浅選手と世界チャンピオンの田村選手が解説したポージングのポイントを紹介してきました。
こちらの記事の元になっている動画はこちらの2本です。
ポージングのポイントを押えた後は、鏡に向かって練習を繰り返しましょう。
慣れてきたら、スマホを使って自撮りして、うまくポージングが取れているか確認することが重要です。
バックポーズは、鏡を使って確認しましょう。
しっかり準備をして、フィジークの舞台を楽しんでください!
ちなみに、私が大会当日のパンプアップ用に使っていたトレーニング器具はこちらです。

以上「【JBBF】メンズフィジークのポージング講座|IFBBプロと世界チャンピオン直伝のポイントをわかりやすく解説」という記事でした。
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