「食後に筋トレするとよくないと聞いたが、具体的にどうよくないのか?」「ベストなタイミングはどれくらいなの?」と悩む方もいるのではないでしょうか。
この記事では、筋トレ初心者の方に向けて、食後の筋トレがよくないと言われる理由とベストなタイミングについて解説します。
食後の筋トレがよくないと言われる理由3つ
食後の筋トレがよくないと言われる理由は3つあります。
- 消化不良
- 酸欠
- 自律神経が乱れる
その1.消化不良
食後の筋トレがよくないとよく言われる1番の理由がこれです。
食後は食べたものを消化するために胃や腸に血液が集まります。
胃や腸にエネルギーを届けたり、消化吸収したものを他の器官に運ぶのが血液の役目。
そこで筋トレをすると、損傷した筋肉の回復もしないといけないので、使った筋肉にも血液が集まります。
当然、その分、胃や腸の血液量は減るため消化吸収の働きが悪くなります。
食後に筋トレや運動をして気持ち悪くなるのは、このためです。
その2.酸欠
消化不良と同じ理由で、脳への血液も、使った筋肉に持っていかれてしまいます。
とくに私の場合、足のトレーニングをしたときに、酸欠のような立ちくらみになります。
足(大腿四頭筋やハムストリング、大殿筋)は、とても大きな筋肉なので、その回復に使われる血液もたくさん必要になります。
そのため、酸欠や立ちくらみも起きやすくなると考えられます。
その3.自律神経が乱れる
自律神経は、体温や呼吸などをコントロールする役割があります。
私たちは、暑ければ汗をかいて体温を下げようとしますし、寒ければ体温をあげようとします。
これは自分で意識してできることではなく、自律神経が無意識のうちに勝手にやってくれています。
呼吸も息苦しければ、速くなりますし、そうでなければ、ゆっくりになります。
これも自律神経によるもの。
自律神経には2種類あります。
- 交感神経
緊張したときに優位にはたらく神経 - 副交感神経
逆にリラックスしたときに優位にはたらく神経
食後はリラックスしているので、副交感神経が優位になっています。
その状態で、筋トレをすると急に交感神経にスイッチが切り替わるので、カラダに負担がかかります。
自律神経のバランスが悪くになり、体調不良を招きやすくなります。
ベストな筋トレのタイミング・時間は夕方
ベストな筋トレのタイミング・時間は、夕方です。
理由は、朝食や昼食など2〜3回ご飯をたべて、カラダにエネルギーを満タンの状態でトレーニングできるからです。
ガス欠の車では、うまく走ることはできません。
でも、ガソリン満タンの車なら、長い距離をフルスピードで走ることもできるのです。
トレーニングも同じです。
朝起きてすぐなんかは、カラダがエネルギー切れを起こしている状態。
その状態で、良いトレーニングをするにはとても難しいです。
全力を出すことができず、質の悪いトレーニングになりがちで。
とはいえ、仕事の都合などで朝しかトレーニングできない方もいるでしょう。
そんな方の場合は、朝トレーニングしましょう。そうするしかないのですから。
やらないより、やったほうが100%良いです^^
私もたまにどうしても都合がつかなくて、早朝5時くらいからやることもあります。
ただ、どうしても普段の力は発揮できないです。やった感はあるのでいいんですが。。。
まとめ
食後の筋トレがよくないと言われる理由は3つ。
- 消化不良
- 酸欠
- 自律神経が乱れる
ただし、食べ物の消化スピードには個人差がありますので、いろいろな食材やタイミングを試してみて、自分のルーティンを探すのもトレーニングの1つの愉しみだと思います。
また、ベストな筋トレのタイミング・時間は、エネルギー満タンの状態でのぞめる夕方。
個人的には、トレーニングは愉しみながらやりたい派なので、タイミング・時間にこだわりはありません。
自分が都合がつく時間やトレーニングしたくなったタイミングでやるようにしています。
ベストを目指すのではなく、ベターを目指すスタイルで長く筋トレを楽しんでいけたらいいなと思います^^
以上「食後の筋トレがよくないと言われる理由3つ|ベストな筋トレのタイミング・時間はいつ?」という記事でした。
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