NSCA-CPTの資格取得勉強用として暗記すべきものまとめました。
NSCA-CPT資格勉強問題集|暗記すべきものまとめ①
「これは、暗記するしかない」というものだけをまとめました。
①プログラムデザイン早見表
初級・中級・上級者の区分は簡易的にトレーニング歴とする
トレーニング歴が
- 0〜6ヶ月 → 初級
- 6ヶ月〜1年 → 中級
- 1年以上 → 上級
②メタボリックシンドロームは以下のうち3つ以上に当てはまるのが条件
- ウエスト 男:102cm(40インチ)以上、女:88cm(35インチ)以上
- 高トリグリセリド血症(中性脂肪):150mg/dl以上
- 低HDL(善玉コレステロール)血症:40mg/dl 未満
- 高血圧:130/85mmHg 以上
- 空腹時血糖:110mg/dl 以上
③女性アスリートに起こりやすい3つの障害
- 食行動の異常
- 無月経
- 骨粗鬆症
④スプリントでストライド長(歩幅)を伸ばす方法
- 上り坂走
- レジスティッドスプリント(パラシュートやタイヤ引き)
- プライオメトリックトレーニング
これらのトレーニングで、筋力や筋パワーを高める
⑤スプリントでストライド頻度(ピッチ)を高める方法
- 下り坂
- アシスティッドスプリント(下り坂スプリント)
- ハイスピードトレッドミル(トレッドミルを最大速度以上で走る)
- ハイスピードトーイング(前からバイクで引っ張ってもらう)
これらのトレーニングで、自分の100%以上(最大速度以上)のスピードで走ってピッチを高める
⑥最適なトレーニング環境
- 気温は22〜25℃
- 湿度は絶対に60%以下(望ましいのは50%以下)
⑦エクササイズの種類4つ
- パワーエクササイズ
ストラクチュアルエクササイズの中で、爆発的に素早い動作で行われる種目(例:パワークリーン、パワースナッチ) - ストラクチュアルエクササイズ
コアエクササイズ(関節が2つ以上動く)の中で、背骨に対して垂直方向に負荷がかかる種目(例:スクワット、バーベルショルダープレス) - コアエクササイズ
関節が2つ以上動く種目(例:スクワット、ベンチプレス) - 補助エクササイズ
関節が1つしか動かない種目(例:バイセプスカール、レッグカール)
⑧バルサルバ法
バルサルバ法とは、腰を痛めないようにスティッキングポイント(動作で1番力をいれるところ)で息を止め腹圧をかけて、腰・背中を真っ直ぐに保つ方法。
ウエイトベルトと同じ効果を得られる。
なおトレーニング上級者のみ使うようにする。
バルサルバ法を使う種目は
- 脊柱に対して垂直に負荷がかかる種目
(例:スクワット、ショルダープレス) - 下背部(腰)に負荷がかかる種目
(例:デットリフト、ベントオーバーロウ)
⑨トレーニングメニューの種類
- セット法(基本)
パワーエクササイズ→ストラクチュアルエクササイズ→コアエクササイズ→補助エクササイズの順に鍛える方法(例:パワークリーン→スクワット→ベンチプレス→ラテラルレイズ) - コンパウンドセット法
同じ部位の筋肉を連続して鍛える方法(例:ベンチプレス→ダンベルフライ→ペックデック) - スーパーセット法
主動筋(表)のあとに拮抗筋(裏)を交互に鍛える方法(例:ベンチプレス(胸)→ベントオーバーロウ(背中)→ダンベルフライ(胸)→ラットプルダウン(背中))
⑩RMの早見表
例:1RM=100kgの人の6RMは85kg
⑪筋活動4種類
- コンセントリック
筋が縮みながら力を出す活動。ダンベルカールで肘を曲げるときの上腕二頭筋 - エキセントリック
筋が伸ばされながら力を出す活動。ダンベルカールで肘を伸ばすときの上腕二頭筋 - アイソメトリック
筋が力を出すが、長さが変わらない。ダンベルカールで途中で止めたときの上腕二頭筋 - アイソキネティック
筋の収縮する速度が最初から最後まで一緒。通常の動作では、開始から徐々に速度があがるため、普通は見られない
⑫てこについて
<第1のてこ>
支点が筋力と抗力の間にあるもの。筋力より抗力のモーメントアームが長いため、抗力より大きい筋力発揮が必要
例:トライセプスエクステンション、トライセプスプッシュダウン
<第2のてこ>
抗力が支点と筋力の間にあるもの。抗力よりも筋力のモーメントアームが長いため、抗力より少ない筋力発揮で良い
例:カーフレイズ
<第3のてこ>
筋力が支点と抗力の間にあるもの。筋力より抗力のモーメントアームが長いため、抗力より大きい力発揮が必要
例:バイセップスカース、ハンマーカール
⑬皮脂厚測定位置(部位別)
胸部
男性は腋窩前線(腋窩から斜め下へ延ばした想像上の線)と乳頭の中間を斜めにつまむ
女性では腋窩前線と乳頭の距離の1/3の位置
腋窩(脇の下)
剣状突起(胸骨の下端)の高さで腋窩中線上(腋窩から下方へ延ばした想像上の線)を垂直につまむ
上腕背部
上腕(上腕三頭筋上)の後部中線上、肩峰と肘頭の中間を垂直につまむ
肘はリラックスさせ伸展させる
肩甲骨下筋
内側縁の延長上で肩甲骨の下角(最下部)から1〜2cm下を斜めにつまむ
腹部
臍から約2cm離れた部位を垂直につまむ
腸骨上部
腋窩前線から下ろした想像上の線で、腸骨稜上部を斜めにつまむ
大腿部
股関節と膝関節の間の大腿部前面中間を垂直につまむ
下腿内側部
クライアントの膝を90°曲げてベンチに乗せる。
下腿最大囲の高さの内側縁に印をつける。
その印の1cm上、右下腿の内側を垂直につまむ
まとめ
⑭ローテーターカフのトレーニング
<3種類のトレーニングメニュー>
- インターナルローテーション
対象部位:肩甲下筋 - エクスターナルローテーション
対象部位:棘下筋、小円筋 - サイドレイズ
対象部位:棘上筋
ローテーターカフのトレーニングは1.8kg以下で15〜20レップでやる
⑮体力テスト表
優先順位は上から順。
なお、有酸素能力テストは、別日で行うのがベスト
⑯プライオメトリックをやる条件
- 体重の1.5倍以上の負荷でスクワットができる
- 体重と同じ重さをベンチプレスで持てる
- 体重の60%負荷のスクワットやベンチプレスで5秒以内に5回持てる
練習問題
練習問題を3問用意しました。
覚えているか確認してみてください。
以上「【独学】NSCA-CPT資格勉強問題集|暗記すべきものまとめ①」という記事でした。
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