世の中には人工甘味料を使った飲み物や食品がたくさんあります。
その中には「ゼロカロリー」として販売されているダイエット飲料も含まれます。
「味は本物っぽくて満足感あるのに、カロリーゼロってめっちゃいいやん」
昔の私はそう思って、ダイエット飲料を飲んでいました。
でもこの記事で紹介する内容を知ってから、恐ろしくなって、きっぱりやめました。
そこで今回は、過去の自分も含めたダイエット飲料を飲んでいる人、これから飲むか悩んでいる人に向けて、ダイエット飲料4つのデメリットを紹介していきます。
この記事はこんな人におすすめ
- ダイエット飲料を飲んでるけど大丈夫なのかな
- これからダイエット飲料飲むか迷ってるけど病気にならないかな
- 人工甘味料ってあんまり良くないイメージがあって不安
ダイエット飲料・飲み物の始まり
ダイエットペプシが1963年にアメリカで発売されたのがはじまりです。
当時、ダイエット飲料は現代における究極の発明と思われていました。
「ゼロカロリー」のキャッチフレーズで人気になったダイエット飲料は、痩せたい人の心を掴んでユーザーを増やしていきました。
一般的な人工甘味料
一般的に使われている人工甘味料は
- アスパルテール
- スクラロース
- サッカリン
他にもありますが、これら3種類がメジャーです
人工甘味料は、砂糖の真似をして作られた化学物質で自然界には存在しません。
ダイエット飲料・飲み物ってそんなにおいしくない…
私は以前、ダイエット飲料を飲んでいたのですが、正直いって味はそんなにおしくなかったです。
「でもゼロカロリーだし、我慢しよう」って感じで飲んでました。
このマズさの原因は
- 独特の舌触り
- あと味の悪さ
これらの違和感でした。
そもそも人工甘味料は、私達の「味覚」と「脳」をだますことで、甘いと錯覚させる化学物質です。
でも、人間の「味覚」と「脳」はけっこう優れているので簡単には騙されず、違和感としてあらわれたのだと思います。
ダイエット飲料・人工甘味料4つのデメリット
結論からいうと4つのデメリットは
- がんの危険性
- 体重増加と糖尿病の危険性
- 腸内の善玉菌の減少
- 血糖値とインスリンレベルの異常
では順に説明していきます。
デメリット1:がんの危険性
1960年代に動物実験によって、「膀胱がんのリスクが高くなる」という研究が報告されました。
その後、社会的関心が高まっていき、アメリカではダイエット飲料の売上が減少。
現在は、カフェイン入りエナジードリンクに切り替える人が多くいます。
とはいえ、現在もゼロカロリー飲料はダイエットに有効だと考える人もたくさんいます。
デメリット2:体重増加と糖尿病の危険性
ある研究で114人の学生を対象に
- 通常のスプラウトを飲むグループ
- 人工甘味料(アスパルテーム)を含むゼロスプラウトを飲むグループ
- ただの炭酸水を飲むグループ
これら3グループにわけて実験がおこなわれました。
この結果、ゼロスプラウトを飲んだグループの学生は、カロリーを余計に摂る行動をするようになってしまうことが確認されました。
これは、世界で最も使われている人工甘味料(アスパルテーム)が脳に影響を及ぼしていることを意味しています。
つまり
飲み物はゼロカロリーで抑えているから、食べ物はたくさん食べても大丈夫やー!
という心理的効果が、長期的にみると結果的にカロリーオーバーの食生活に繋がって、体重増加や糖尿病のリスク高めてしまっているのです。
デメリット3:腸内の善玉菌の減少
2008年におこなわれた研究では、人工甘味料(スクラロース)をラットに2週間与えたところ、腸内細菌の総数と種類が大幅に減少してしまったと報告されています。
とくに善玉菌への影響が大きかったとのこと。
このことから、人工甘味料は腸内環境を悪化させる原因になると証明されました。
また、これらの効果は人工甘味料をやめてから3ヶ月も続いたそうです。
デメリット4:血糖値とインスリンレベルの異常
イスラエルの研究グループによる実験では
- 普段から人工甘味料を摂取している40人
- 摂取していない236人
この2グループの腸内細菌を比較しました。
すると、普段から人工甘味料を摂取しているグループの血糖値とインスリンの値が異常値であることがわかりました。
これは、人工甘味料が腸内細菌に働きかけて、過剰に代謝シグナルを発し続けていたことが原因でした。
脳からは炭水化物をどんどん消化するように消化器官へ指令がいくので、食べ物の消化に影響し、結果的に食べすぎによる体重増加につながると警告をならしています。
まとめ
世の中は人工甘味料が入っている食品、飲み物だらけなので、全てを避けるのは難しいかもしれません。
また人工甘味料は、すべてダメというつもりもありません。
しかし今回、紹介した内容を知っていれば、それらとの向き合い方も少し変わってくるのでないでしょうか。
どうするかは個人の自由です。リスクを知ったうえで、行動しましょう。
ダイエット飲料の甘くない現実を理解したうえで、付き合っていきましょう
この記事の内容はこちらの本で紹介されていました
以上、「【飲み物の人工甘味料】ダイエット飲料4つのデメリット【リスクを知ったうえで付き合おう】」という記事でした
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