【ダイエット】『腸活酵素断食』【書評No.20】

【断食の効果】

• 消化器官を休めることができる
• デトックスできる
• 消化酵素を節約できる

【酵素ドリンクを断食中に飲むメリット】

水だけの断食に比べて、

• 低血糖や栄養不足になりづらい
• 腸内の善玉菌を増やす
• 安全性が高い

【オートファジー】

オートファジーとは、細胞の一部を自ら分解してリサイクルし、新鮮な状態に生まれ変わらせるとく、人体には欠かせない機能のこと

【オートファジーの役割】

• タンパク質を生み出す
• 細胞自身を生まれ変わらせる
• 細胞内に侵入した細菌ウィルスに対抗する

【オートファジーのスイッチ】

オートファジーのスイッチをいれるのが「空腹による飢餓状態」

断食して空腹を感じると、細胞は「タンパク質が必要な状態だ」と判断して、オートファジーを働かせる

１〜２日程度の飢餓状態が、オートファジーを活性化させる最も有効な方法と言われている

【消化器官の主な役割】

胃・・・食べ物の糖質やタンパク質が吸収されやすいように消化する。侵入した病原菌の働きを弱める

小腸・・・空腸と回腸からなる。多くの栄養素の消化、吸収を主に行う。身体の免疫に関わる組織も多く存在する

大腸・・・盲腸、結腸、直腸からなる。水分やミネラル類吸収する。便を作って体外に押し出す仕事も担う

【腸の重要性】

• 腸は、侵入してきた病原菌やウィルスから身体を守る、防御壁
• ウィルスやがん細胞を撃退する免疫力の70%が腸に集中している
• ちなみに残り30%の免疫はメンタル（心の状態）にある

【単鎖脂肪酸の効果】

ある研究で腸内細菌が作り出す「単鎖脂肪酸」という物質に、脂肪の蓄積を抑えてエネルギーの代謝を活発化させる働きがあり、この物質が腸内でたくさん作られれば、結果的に身体が肥満しにくくなるという報告がある

【酵素断食のメカニズム】

断食した状態で酵素ドリンクを飲むと、腸内細菌を増やしながら、細菌の入れ替わりを推し進めて、免疫機能を維持し、抗酸化物質もとれる

【良い腸内環境のメリット】

腸内環境が良い→腸を通して栄養が行き渡る→脳内で神経伝達物質の材料が増える→神経伝達物質のバランスが保たれる→情緒が安定し明るい気持ちになれる

【酵素ドリンクの選び方】

• 50種類以上の野菜や果物、木の芽、海藻など、なるべくたくさんの素材からエキスを抽出しているもの
• それらのドリンクを杉樽などを使って長期間かけて熟成・発酵させたもの
• 食品添加物が入っていないもの

【酵素断食の事前に知っておきたい注意点】

• 酵素断食中は、水分不足に注意する
• 持病のある人は、主治医の指示に従う

【初心者向けのやり方】

朝食や昼食の食事の代わりに酵素ドリングを飲む方法

1. 継続期間は３日間
2. 朝食や昼食の代わりに、100ml程度の酵素ドリンクを水や白湯で薄めて飲む
3. 夕食は、通常通りの食事をとる

【２回目以降の人、慣れてきた人向けのやり方】

休日などに２日間食事を抜き、酵素ドリンクを飲む方法（月に２〜３回実施）

１.月曜〜金曜は通常通り食事をとる

2.土日は

• 食べない
• 酵素ドリンク（400ml程度）を水や白湯で薄めて飲む
• 身体はなるだけ休める

3.翌日から２日間かけて回復食を食べて、もとにもどす

【回復食のポイント】

• 断食明けの最初の食事の量は通常の半分ほどにする
• ご飯とお味噌汁と野菜などの和食中心
• 肉やお酒は避ける