紫外線を浴びて日焼けすると皮膚がんになるのはウソ!?実は日本人の皮膚がん発症率はオーストラリア人の【100分の1】

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テレビやインターネットで紫外線を浴びて日焼けすると皮膚がんになると聞いたことありますよね。

実は、それ真っ赤なウソ!

この記事では、『病気が逃げていく! 紫外線のすごい力』をもとに、紫外線を浴びて日焼けすると皮膚がんになるのはウソである理由について紹介します。

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SAKA

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紫外線=”悪者”はオゾンホールの発見がきっかけ

そもそも、紫外線が悪者扱いされるきっかけとなったのは、1982年に南極観測隊が南極のオゾン層が、減少しているのを発見したことが事の発端です。

オゾンホールってなに?

地球は「成層圏」と呼ばれる空気の層に囲まれています。

その最も外側にあるのが、「オゾン層」です。

このオゾン層が破壊されて生じた穴が「オゾンホール」と呼ばれて、話題になりました。

有害なC波紫外線が地上に届くことによって、皮膚がんのリスクが高まるというのです。

これがきっかけで、世界中で「紫外線ネガティブキャンペーン」が盛んになりました。

紫外線には無害なものと有害なものがある!

でも、「C波紫外線ってなに?」って思いますよね。

実は、紫外線には光の波長で3つの種類があります。

結論から言うと下記の通りです。

【紫外線の種類】

・C波紫外線(UVC) → 有害

・B波紫外線(UVB) → 有害

・A波紫外線(UVA) → 無害

それぞれ順番に解説していきます。

C波紫外線とは?悪の紫外線

C波は、皮膚がんのリスクを高める「悪の紫外線」です。

しかし、C波が地上に届くのは、オゾン層が破壊されてオゾンホールが発生するオーストラリアやニュージーランドだけです。

オゾンホールの影響はない日本では、オゾン層がC波をシャットアウトしてくれます。

そのため、地上にC波紫外線は届きません

そうした事実があるにもかかわらず、皮膚がんを理由に過剰な紫外線対策を提唱しているのは、化粧品会社とそれらの企業から資金援助を受けている皮膚科医たちです。

B波紫外線とは?悪の紫外線

B波は地上に届きにくく、体の奥にも届きにくいのですが、浴びすぎると皮膚表面に「サンバーン」という日やけど(熱傷)を起こすので、「悪の紫外線」といえます。

日やけどは熱傷によるシミをつくります。

A波紫外線とは?善の紫外線

A波は表皮の奥まで到達しますが、皮膚の表面に色素細胞による膜をつくって、日やけどを防いでくれます。

これをサンタン(皮膚の色を濃くする)といいます。

真っ黒に日焼けした人が、どれだけ日に当たっても、肌が赤くなったり、日やけどしづらいのは、このためです。

普段から適度に紫外線を浴びていれば、A波によるサンタンがシミを防いでくれるので、「善の紫外線」といえます。

紫外線を浴びて日焼けすると皮膚がんになるのはウソである理由

化粧品会社が広めた「紫外線ネガティブキャンペーン」の1番の目的は、皮膚がんの予防です。

しかし、オゾンホールが発見されてから今日までに、日本で皮膚がん患者が目に見えて増加したと言う研究結果はありません。

それどころか、日本人で皮膚がんによって亡くなった人は1586人(平成29年人口動態統計)で、全がん死亡者の0.4%しかいません。

日本人の皮膚がん発症率はオーストラリア人の「100分の1」

白人は皮膚がんを発症リスクが高いといわれています。

それは、紫外線を浴びたときに、日焼けするもととなるメラニン色素が少ないためです。

日本人の皮膚がんの発症率は、皮膚がんの発症リスクが高いといわれているオーストラリア人の100分の1にすぎません。

しかも、全世界の皮膚がん発症率を見ても、必ずしも紫外線が強い赤道に近い国々が高いとは言い切れないのです。

さらに、日本人に最も多い皮膚がんは、基底細胞がんですが、このがんは、他の臓器に転移することはほとんどなく、命に関わるがんではありません。

紫外線がシミの原因はウソ!

「でも紫外線でシミができるのは嫌だな」と思いますよね。

でも、それって本当でしょうか。

シミができるメカニズム

中年以降の女性の顔には、多かれ少なかれシミができています。

今まで、こうしたシミの原因は紫外線だといわれてきました。

そのメカニズムは次のようなものです。

長年に渡って、紫外線を浴び続ける

露出していることが多い顔や手の甲などにサンタン(日やけして皮膚が黒くなる)が起きて皮膚が変化。(このことを「光老化」といいます)

皮膚の弾力性を保っているコラーゲンが減少する

シミができる

しかし、考えてみてください。

紫外線がシミの原因であるとしたら、紫外線を一番浴びている額や鼻の頭にシミができるはずです。

ところが、女性の顔のシミの多くは、頬骨や、目尻とこめかみの間にできます。

不思議だと思いませんか?

頬骨は洗顔のときに、一番こする場所です。

しかも、そのシミの性状は、ナイロンタオルで背中をこすり続けたときにできる「黒皮症」とほぼ一致します。

シミをつくる真犯人は「洗顔料!?」

なぜ女性が、頬骨の部分を強くこすらないといけないのでしょうか。

それは、汗落ちしないファンデーションのせいです。

昔のファンデーションは汗で流れ落ちるため、数時間おきに塗り直さないといけませんでした。

ところが、最近はウォータープルーフ機能のあるファンデーションが出て、化粧くずれしにくくなりました。

なぜ、これらの化粧品は汗や水で落ちにくいのか。

答えは、

ファンデーションの下地に、「シリコン樹脂」が使われているから。

シリコン樹脂は強力な接着剤なので、皮膚にピッタリと張りつき、汗をかいても落ちにくくできるのです。

強力な接着剤なので、当然、通常の石けんでは洗い流せません。

そこで、洗顔料には「ラウレス硫酸ナトリウム」という強力な合成洗剤が使われています。

この洗剤の別名は「アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム」といって、食器洗いや掃除用に使われている洗剤です。

食器用洗剤で顔を洗うと、バリアが失われて乾燥性皮膚炎や細菌性皮膚炎を起こします。

それがシミの真犯人であり、その洗顔料で顔の皮膚をこすることで起きる擦過性皮膚炎(黒皮症)がシミの正体なのです。

世の多くの女性は悪魔の無限ループに入っているのかもしれません。

【悪魔の無限ループ】

シミができる

シミを隠すために汗落ちしにくいファンデーションを使う

さらにシミを増やす

さいごに

この記事を読んで、正しい知識と事実を理解できましたでしょうか。

化粧品会社の「策略」との適切な距離感をつかんでもらえたら嬉しいです。

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