こんにちわ、SAKAです。
リアエスでは、不動産投資を中心としたお金に関する基本的な知識を発信しています。
不動産を購入するとき、買付を入れるタイミングで価格交渉をするのが一般的です。
仲介の不動産屋に
「今の値段は高すぎるので、○○万円で買いたい」
と伝えると仲介の不動産屋が売主に交渉してくれます。
でも、その後にも価格交渉するタイミングがあること、知っていますか?
「ん?どうゆうこと?」と思った、あなたに向けて、今回の記事では、不動産の価格交渉をするタイミングについて解説します。
- 不動産の価格交渉をするタイミングは2回ある
- 売買契約書と重要事項説明は事前に確認しよう
不動産の価格交渉をするタイミングは2回ある
不動産の価格交渉をするタイミングは
1回目:買付を入れる時
2回目:買付が通ってから売買契約を結ぶまでの間
以上の2回あります。
1回目:買付を入れる時
良さそうな物件を見つけたら、現地調査します。
現地調査の結果、物件の弱点があれば、それを理由に指値を入れます。
先日、購入した戸建を例に挙げると、「内装がボッロボロで、リフォーム費用がかなりかかりそうなので、580万円を300万円で売ってくれ」と交渉しました。
仲介の不動産屋が売主と交渉してくれた結果、300万円で購入することになりました。
2回目:買付が通ってから売買契約を結ぶまでの間
実は、買付が通ってから売買契約を結ぶまでの間(およそ1週間程度)に、もう一度価格交渉することができます。
具体的には、売買契約書や重要事項説明書に、買付を入れた時点では知らなかったマイナスの内容が記載されている時にもう一度価格交渉することができます。
またまた先日、購入した戸建を例にあげると、重要事項説明書に「本物件には現在使用できない井戸があります」と記載されていました。
これは買付を入れる時には知らされていなかった内容です。
井戸は、建物を建て替えるときに埋め立てる必要があり、一般的には20〜30万程度の工事費がかかります。
そのため仲介の不動産屋に電話して
「この内容は買付を入れたタイミングでは知らなかった。建て替えの際に、追加費用で30万くらいかかるので、もう少し安くしてくれ」
と連絡し、300万円→270万円に値下げしてもらいました。
このように買付が通ってから売買契約までの間でも価格交渉ができます。
指値のイメージとしては
買付を入れる1回目:大幅な指値を入れて交渉
買付〜売買契約までの2回目:少額の指値を入れて交渉
ただし、人気の物件で取り合いになっているような場合は、2回目の交渉はせずに、さっさと契約を結んでしまいましょう。
2回目の価格交渉をしたため、売主さんが「やっぱりこの人に売るのやめよう」と思ってしまうと、せっかくの物件が買えなくなってしまいます。
その辺りのさじ加減は注意しましょう。
売買契約書と重要事項説明は事前に確認しよう
2回目の価格交渉をするためには、売買契約書と重要事項説明書を事前に、確認する必要があります。
具体的には、買付が通ったタイミングで、仲介の不動産屋に「事前に確認しておきたいので、決済の1〜2日前までに、メールで売買契約書と重要事項説明書を送って欲しい」と伝えましょう。
この事前に確認することが超重要です。
売買契約の当日に、仲介の不動産屋が売買契約書と重要事項説明書を1通り読み上げてくれますが、即座に、「その内容は聞いてなかった」などと指摘できる人は数少ないでしょう。
しかも、結構な早口で読み上げていきます。
ですので、事前に入手して自宅でゆっくり、隅々まで確認しましょう。
特に「特記事項」の欄は要チェックです。
ここに、小さな文字で物件のマイナス点を記載していることが、しばしばありますので、見逃さないように、しっかり読み込むようにしましょう。
まとめ
今回は、不動産の価格交渉をするタイミングについて解説しました。
具体的には、以下の2回です。
1回目:買付を入れる時
2回目:買付が通ってから売買契約を結ぶまでの間
そして、2回目の交渉をするためには、事前に売買契約書と重要事項説明書を入手して、じっくり読み込むことが大切であることもお伝えしてきました。
もし、自分だけで売買契約書と重要事項説明書の内容を確認するのが不安な場合は、変わりに確認してくれるサービスもありますので、利用を検討してみるのも1つです。
費用は3万円程度のようです。
代わりに契約書の内容を確認してくれるサービスはこちら
以上、少しでも参考になれば嬉しいです^^
「【知らないと損】不動産の価格交渉するタイミングは2回」という記事でした。
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