こんにちわ、SAKAです。
リアエスでは、不動産投資を中心としたお金に関する基本的な知識を発信しています。
先日、購入した戸建に壊れかけの古いエアコンがついていました。
エアコンの取り外しを業者に依頼すると、8000円くらいするので、自分で取り外しました。
作業時間は1時間くらいでした。
やってみると簡単だったので、今回の記事では、エアコンを自分で取り外す方法を手順を追って解説します。
- エアコンの取り外しに必要な道具
- エアコンを自分で取り外す方法
エアコンの取り外しに必要な道具
エアコンの取り外しに必要なものは以下の4つです。
①プラスドライバー
②モンキーレンチ
③ペンチ
④六角レンチ
手元にない場合は、百均に売っているものでも良いので準備してください。
エアコンの取り外し作業に、特別な資格などは不要なので、素人の方でも問題ありません。
エアコンを自分で取り外す方法
手順を追って解説していきます。
1.強制冷房運転にする
まずは、エアコンを強制冷房運転にします。
この方法は、エアコンメーカーによって違います。
メーカー毎の強制冷房運転の方法は、こちらで確認できます。
今回のコロナ製エアコンの場合は、「風量設定」ボタンと「運転/停止」ボタンの同時押しで、強制冷房運転にすることができました。

室内機のカバーを外したら強制冷房運転の方法が書いてありました。

強制冷房運転にできたら、エアコンが正常に動いているかを確認するため、以下の2点をチェックしてください。
①室内機から冷風が出ているか。
②室外機は振動しているか。
→室外機のカバーを触ってみて、振動していればOKです。
2.室外機のカバーを外す
強制冷房運転にできたら、室外機のカバーを外しましょう。
室外機のカバーはビスで止まっているだけなので、プラスドライバーを使ってビスを取ります。
ビスが取れたら、カバーを下に引っ張るとカバーが外れます。


3.細い銅管と太い銅管のエンドキャップと太い銅管のサービスキャップを外す
室外機からは2本の銅管出ており、それぞれにエンドキャップがついています。
まず、モンキーレンチを使って、細い銅管と太い銅管のエンドキャップを外しましょう。
その後、太い銅管だけサービンキャップがついていますので、それもモンキーレンチで外します。


4.冷媒ガスを抜くため、細い銅管を締める
エアコンを取り外すためには、冷媒ガスを室外機に閉じ込める必要があります。(これをポンプダウンと言います)
そのため、まずは、細い銅管の中に六角レンチを入れて、時計回しに締めて、冷媒ガスが銅管に流れないようにします。

締めたら1分ほど時間をおいてから、次の作業に進みます。
5.太い銅管を締める
細い銅管を締めて1分くらいしてから、太い銅管も六角レンチを使って、時計回しに締めて冷媒ガスを室外機に閉じ込めます。

6.サービスポートを六角レンチで押して、冷媒ガスが抜けていることを確認する
太い銅管に付いているサービスポートを六角レンチで押してみましょう。
ここは、虫ゴムが付いているので、六角レンチで押すと、中の空気が抜けてきます。
最初にシューっと音がして、次第に音が出なくなればOKです。
これで銅管内に冷媒ガスが残っていないことを確認できました。

7.強制冷房運転を停止して、コンセントを抜く
ここで強制冷房運転を停止させます。
電気配線も外しますので、コンセントも確実に抜いておきましょう。


8.銅管を切断する
細い銅管と太い銅管のエンドキャップと太い銅管のサービスキャップを取り付けます。
そして、ペンチを使って、室外機の近傍の細い銅管と太い銅管を切断します。


9.配線を切断する
ペンチを使って配線を切断しましょう。


10.室内機の近傍でも、細い銅管と太い銅管、配線を切断する。
室内機のすぐ外にある化粧テープを剥がして、細い銅管と太い銅管、配線をペンチで切断します。
外壁貫通部にあるパテも一緒に外しておきましょう。


11.室内機を傾けて水を排出する
夏場などは室内機に水(ドレン)が残っていることがあるので、外壁貫通部側に傾けて、水(ドレン)を流しておきましょう。
12.室内機を上に持ち上げて外す
室内機は、背板に引っ掛けてあるだけなので、上に持ち上げるだけで外れます。
重たいので慎重に外しましょう。

13.背板を外す
最後に背板を外しましょう。
背板は壁にビスで止まっているだけなので、プラスドライバーでビスを取れば外れます。

これで、エアコン取り外しの完了です!
おつかれさまでした^^
「【資格不要】エアコンの取り外しを自分でやる方法」という記事でした。
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