【2021年4月】NSCA-CPT認定パーソナルトレーナー試験で実際に出題された問題【過去問】

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私は2021年4月にNSCA-CPTの試験を受験し、合格しました。

この記事では、その受験時に実際に出題された問題を紹介します。

NSCAは過去問題を公表しない団体なので、これから試験を受ける方の役に立つ内容だと思います。

なお、試験中に問題を写真にとったり、実際にノートにメモできるわけではないので、私が記憶できた範囲で過去問を紹介していきます。

なお、問題の正解は全てAです。

(※実際の試験はバラバラになりますが、今回はわかりやすいように全てAに正解を記載しました)

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サメ男

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NSCA-CPT認定パーソナルトレーナー試験で実際に出題された問題【過去問】

第1問

【問題1】体重80kgの非運動的な成人に必要な1日あたりのタンパク質量はどれか?

A.64g

B.120g

C.160g

第2問

【問題2】置換の原理を用いた体組成の測定方法はどれか?

A.水中体重秤量法

B.生体インピーダンス法

C.皮脂厚測定法

第3問

【問題3】小胸筋と棘下筋を鍛えるトレーニングはどれか?

A.エクスターナルローテーション

B.インターナルローテーション

C.ラテラルダンベルレイズ

第4問

【問題4】反動を使っておこなう以下の動作はどれに分類されるか?

A.バリスティックストレッチ

B.ダイナミックストレッチ

C.PNF

第5問

【問題5】プッシュアップをする際に肩甲骨を安定させる筋肉はどれか?

A.前鋸筋

B.三角筋前部

C.大胸筋

第6問

【問題6】ローテーターカフを鍛えるエクササイズはどれか?

A.エクスターナルローテーション

B.バーベルショルダープレス

C.ハイパーバックエクステンション

第7問

【問題7】スクワットが嫌いなクライアントがいる。意欲的に取り組んでほしいので、スクワットを除いたトレーニングプログラムにした。これを正しく表したものはどれか?

A.負の強化

B.正の強化

C.正の罰

第8問

【問題8】筋肥大目的でレジスタンストレーニングを教えてほしいという、自尊心の強いクライアントを指導する際に注意すべきことはどれか?

A.トレーニングプログラムの決定に参加できるよう配慮する

B.怪我をしないように指導する

C.有酸素トレーニングを勧める

第9問

【問題9】筋肥大目的でレジスタンストレーニングを教えてほしいという、自尊心の強いクライアントを指導する際に注意すべきことはどれか?

A.トレーニングプログラムの決定に参加できるよう配慮する

B.怪我をしないように指導する

C.有酸素トレーニングを勧める

第10問

【問題10】裁判になった際にパーソナルトレーナーが不利ならないように、クライアントに記載してもらっておくべきものはどれか?

A.インフォームドコンセント

B.PAR-Q

C.健康評価診断書

第11問

【問題11】完全タンパク質の食材はどれか?

A.卵

B.ピーナッツ

C.豆類

第12問

【問題12】エクササイズへの取り組む意欲はあまりないが、医師から運動を進められたため、パーソナルトレーナーを雇うことにしたクライアント。どのような種類のワークアウトにするべきか?

A.協同的

B.強制的

C.可変的

第13問

【問題13】パーソナルトレーナーの責務を正しく示したものはどれか?

A.評価、指導、動機付け

B.評価、指導、管理

C.指導、動機付け、管理

第14問

【問題14】筋肥大と有酸素能力向上のために8週間トレーニングに取り組みやり遂げたクライアント。トレーニングは週2回の筋肥大トレーニングと週5回の有酸素トレーニング。トレーニング開始前後のテスト結果は以下のとおりである。適切な今後のトレーニングプランはどれか?

1.6マイル走: 12分(1週目) →10分30秒(8週目)

1RMベンチプレス: 64kg(1週目) → 66kg(8週目)

1RM スクワット: 71kg(1週目) → 72kg(8週目)

1RMレッグプレス:  90(1週目) → 91kg(8週目)

A.有酸素トレーニングの頻度を減らし、筋肥大トレーニングの頻度を増やす

B.筋肥大トレーニングの頻度を減らし、有酸素トレーニングの頻度を増やす

C.このまま維持する

第15問

【問題15】ジャンプフロムボックスで着地時に、膝が内側に入ってしまう。クライアントにどのようなトレーニングを勧めるべきか?

A.足幅を広くとったスクワット

B.LSD

C.シーテッドカーフレイズ

第16問

【問題16】ジャンプフロムボックスで最も適切な漸進はどれか?

A.ボックスを高くする

B.片足で着地する

C.アンクルウェイトをつける

第17問

【問題17】レジスタンストレーニングの長期的な適応として正しいものはどれか?

A.腱損傷の可能性増加

B.グリコーゲンの増加

C.分時換気量の増加

第18問

【問題18】膝の外科手術をしたのち、医師から運動の許可がおりたクライアント。このクライアントに勧める適切なエクササイズはどれか?

A.スパイン・ヒップリフト

B.ハーフスクワット

C.フルレンジレッグエクステンション

第19問

【問題19】スパイン・レッグカールの一般的な誤りはどれか?

A.股関節を回転軸に曲げる

B.肩、股関節、膝を一直線にする

C.スタビリティボールをふくらはぎに置く

第20問

【問題20】自重スクワットで最も難しい漸進はどれか?

A.片足でスクワット

B.ナロースタンス・スクワット

C.ウェイトベルトをつけたスクワット

第21問

【問題21】体重60kg、体脂肪率24%のクライアントは減量に成功し、体脂肪率21%になった。除脂肪体重が変わっていないとすると体重は何kgか?

A.58kg

B.56kg

C.54kg

第22問

【問題22】身長178cm、体重105kgのクライアントのBMIはいくつか?

A.33

B.31

C.29

第23問

【問題23】体重60kg、体脂肪率25%のクライアントは9kgの減量に成功し、体脂肪率は20%になった。9kgの減量のうち脂肪と筋肉はどれくらいか?

A.脂肪5kg:筋肉4kg

B.脂肪3kg:筋肉6kg

C.脂肪7kg:筋肉2kg

第24問

【問題24】米国障害者法ではAEDを______にしなければならない。

A.車椅子の人が届く高さに設置するよう

B.子供でも使用できるよう

C.緊急事態の発生が想定される場所から歩いて30秒以内のところに設置するよう

第25問

【問題25】子供が心臓発作をおこし、CPRを実施している。しかし、子供には対応していない成人用のAEDしか用意できなかった。この場合の適切な対応はどれか?

A.パッドの位置を変えてAEDを使用する

B.AEDを使用せず、CPRを続ける

C.周囲に助けを求める

第26問

【問題26】筋肥大目的でレジスタンストレーニングを教えてほしいという、自尊心の強いクライアントを指導する際に注意すべきことはどれか?

A.トレーニングプログラムの決定に参加できるよう配慮する

B.怪我をしないように指導する

C.有酸素トレーニングを勧める

第27問

【問題27】フロアから15cm上がった高さにリフティングエリアがあるときの適切な鏡の高さはどれか?

A.66cm

B.51cm

C.76cm

第28問

【問題28】3人のクライアントにストレッチを指導している。3人分として最適なストレッチエリアの広さはどれか?

A.13.8m2

B.7.5m2

C.18.3m2

第29問

【問題29】腰痛症のクライアントが鍛えるべき部位はどれか?

A.股関節屈曲筋群

B.腹直筋

C.僧帽筋

第30問

【問題30】脊柱後弯曲症のクライアントが鍛えるべき部位はどれか?

A.脊柱起立筋

B.大腿四頭筋

C.ハムストリングス

第31問

【問題31】前青年期のクライアントがレジスタンストレーニングで怪我する要因となるもので最も多いのはどれか?

A.有資格のトレーニング監督がいない

B.骨密度が低い

C.動的なウォームアップをする

P506

第32問

【問題32】ある1日の食事の総カロリーが3000kcalのクライアントがいる。その内訳は、脂質は100g、タンパク質は150g、炭水化物は375gだった。脂質によるカロリーは総カロリーのどれくらいを占めるか?

A.30%

B.15%

C.25%

第33問

【問題33】以下に47歳男性のクライアントの健康評価結果を示す。このクライアントの危険因子の数と正しい対応の組み合わせはどれか?

  • 身長:179cm
  • 体重:70kg
  • 血圧:145/98mmHg
  • LDLコレステロール:120mg/dl
  • HDLコレステロール:35mg/dl
  • 叔父が50歳のときに心臓発作を発症

A.4個(危険因子)、医師に照会する(対応)

B.3個(危険因子}、医師に照会する(対応)

C.2個(危険因子)、医師に照会しない(対応)

第34問

【問題34】10年間、高齢者へのレジスタンストレーニングの指導をしてきた。新たなクライアントは3ヶ月後のボディビル大会に向けての筋肥大のために、パーソナルトレーナーを雇いたいと申し入れがあった。最も適切な対応はどれか?

A.筋肥大トレーニングに精通しているトレーナーを紹介する

B.契約し、筋肥大トレーニングを学ぶ

C.2人体制で、指導にあたる

第35問

【問題35】パーソナルトレーナーと契約したクライアントが施設でトレーニングしている時に、女性に対する卑猥な発言を繰り返した。迷惑を被った周囲の人が施設のオーナーへ苦情を入れた。裁判となった際に、責任を取らされる可能性があるのは誰か?

A.パーソナルトレーナー、施設のオーナー、クライアント

B.パーソナルトレーナー、施設のオーナー、周囲の人

C.パーソナルトレーナー、クライアント、周囲の人

第36問

【問題36】ベントオーバーローの一般的な誤りはどれか?

A.体幹が床と平行になるまで前傾する

B.肘が十分のびるまでバーベルを下ろす

C.上腹部にバーベルが触れるように上げる

P317

第37問

【問題37】トレッドミルをハンドレールを両手で握りながら、使用しているクライアントがいる。適切な漸進はどれか?

A.両手の指2本ずつで支える

B.片手でハンドレールを握り、反対の腕は脇で振る

C.ハンドレールから両手を離す

P353

第38問

【問題38】このエクササイズの一般的な誤りはどれか?

A.体幹がねじれてしまう

B.足関節を底屈する

C.膝関節を90°まで屈曲していない

第39問

【問題39】スクワットで十分に下までしゃがむと踵が浮いてしまう。これは、どの関節の柔軟性が足りないからか?

A.足関節の背屈

B.足関節の底屈

C.膝関節の屈曲

第40問

【問題40】スプリントで膝が最高点にある状態を適切に示したものはどれか?

A.足関節:背屈、膝関節:屈曲、股関節:屈曲

B.足関節:底屈、膝関節:屈曲、股関節:屈曲

C.足関節:背屈、膝関節:屈曲、股関節:伸展

第41問

【問題41】高齢者のトレーニングで骨密度を上げるために最も適したものはどれか?

A.シーテッドロウイング

B.ランニング

C.水泳

P510

第42問

【問題42】ある男性クライアントは8ヶ月におよぶ筋肥大プログラムをやり通し、筋力プログラムに取り組む準備ができた。レッグプレスの1RMは100kgだが、6レップでセットを組む場合の適切な重量はどれか?

A.85kg

B.90kg

C.95kg

第43問

【問題43】ROMの全域において可変負荷を与えられる器具はどれか?

A.チェーン

B.ロープ

C.ケトルベル

第44問

【問題44】タンパク質は体内で分解されると何になるか?

A.アミノ酸

B.必須脂肪酸

C.グルコース

第45問

【問題45】あるクライアントの1日の食事メニュー以下は以下のとおりだった。適切なアドバイスはどれか?

7:00 人工甘味料、フルーツフレーバ入りのグラノーラと牛乳

12:00 ハンバーガー、野菜サラダ

18:00 蜂蜜入りベーグルとオレンジジュース

21:00 プロテインバーとコーヒー

A.タンパク質の量を増やしてください

B.炭水化物の量を増やしてください

C.脂質の量を増やしてください

第46問

【問題46】脊柱後弯曲症のクライアントが鍛えるべき部位はどれか?

A.脊柱起立筋

B.大腿四頭筋

C.ハムストリングス

第47問

【問題47】デブスジャンプでは償却局面を____することが重要。

_____に入る適切なものはどれか?

A.短く

B.長く

C.一定に

第48問

【問題48】ツイストランジで上体を斜め上にひねる動作で伸展する筋肉はどこか?

A.脊柱起立筋

B.大腿四頭筋

C.ハムストリングス

第49問

【問題49】トレーニング後に素早くグリコーゲンを回復させるためには、どの栄養素を摂取すべきか?

A.炭水化物

B.タンパク質

C.脂質

第50問

【問題50】トレッドミルでのウォーキング中に、てんかんの症状が発作した。パーソナルトレーナーがとるべき適切な対応はどれか?

A.壊れると危険なものを遠ざける

B.身体をおさえつける

C.口に舌圧子をいれる

P628

第51問

【問題51】クライアントが足首を捻挫したため、アイシングをした。その後の対応として適切なものはどれか?

A.足を挙上する

B.EMSを発動する

C.助けを呼ぶ

第52問

【問題52】クライアントが以下のようにラットプルダウンをしていて、肩が痛いと訴えてきた。適切なアドバイスはどれか?

A.バーを胸上部に向かって下ろす

B.バーを鎖骨部に向かって下ろす

C.今のまま続ける

第53問

【問題53】ロウイングマシンで発揮するパワーを上げるにはどうしたらよいか?

A.膝を伸ばしたあとに、強く引っ張る

B.身体を強く前傾させて、強く引っ張る

C.膝を伸ばすと同時に、強く引っ張る

第54問

【問題54】筋持久力テストとして適切なものはどれか?

A.YMCAベンチプレステスト

B.Tテスト

C.1RMレッグプレス

第55問

【問題55】脊柱後弯曲症のクライアントが鍛えるべき部位はどれか?

A.脊柱起立筋

B.大腿四頭筋

C.ハムストリングス

第56問

【問題56】PAR-Qの目的はどれか?

A.クライアントが医師による許可を得る必要があるかどうか確認する

B.クライアントが段階的なエクササイズテストを実施すべきか決定する

C.クライアントのゴール設定のための系統立てた方法を供給する

第57問

【問題57】テニスの試合が終わった。次の試合まで1時間あるが、何を食べるべきか?

A.ベーグル

B.チキンサンドイッチ

C.フライドチキン

第58問

【問題58】ハイパーバックエクステンションを終えたあとに、起こる可能性が最も高い障害はどれか?

A.起立性低血圧

B.吐き気

C.関節痛

第59問

【問題59】クライアントがランニング中に、息苦しさと胸の痛みを訴えた。意識はあり、呼吸もしている。適切な対応はどれか?

A.EMSを発動する

B.AEDを使用する

C.CPRを実施する

第60問

【問題60】妊娠中のクライアントへの適切なエクササイズの時間と頻度はどれか?

A.30分/日で週に6日

B.40分/日で週に5日

C.20分/日で週に2日

P519

第61問

【問題61】妊娠5ヶ月のクライアントの禁忌となる体位はどれか?

A.仰臥位

B.側臥位

C.立位

まとめ

全部の問題を1通りやってみて、よくわからなかったところは教科書や参考書で調べて、理解を深めましょう。

関連記事>>【独学】NSCA-CPT資格勉強問題集|暗記すべきものまとめ①

関連記事>>【独学】NSCA-CPT資格勉強|暗記すべきものまとめ②

以上「【2021年版】NSCA-CPT試験で実際に出題された問題を紹介しちゃいます【過去問】」という記事でした

コメント

  1. 頑張ります より:

    NSCAの内容、とても参考になっています。
    何点か過去問の内容についてご質問がございます。
    下記の問題の正しい正解は以下ではないでしょうか。
    Q17→B ※筋肥大により、グリコーゲン貯蔵量は増加するため。Aの腱は強化されるので損傷する可能性は低くなる。
    Q18→B ※膝に障害をかかえてるクライアント向にAのヒップリフトは膝が完全伸展するエクササイズのため適切ではない。Bのハーフスクワットが可動域制限がかかっているため最も適切(P599 表21.7)
    Q29→B ※腰痛症のため、柔軟性の向上であれば、Aの股関節屈曲筋群で正解だが、鍛える部位としては腹筋群が適切。(P586)
    Q41→B ※骨密度を強化するトレーニングは、ストラクチュアルエクササイズまたはランニングのように身体に体重をかけた運動であるから。シーテッドロウは、腰痛症の減少には貢献するが、骨密度強化のエクササイズとしては適切ではない。
    以上です。今月試験を受験するため、ご回答頂けると幸いです。宜しくお願い致します。