「勉強を継続したい」「運動を継続したい」「ダイエットを継続したい」など目標を達成するために続けていきたいことが誰しもあるでしょう。
でも、なかなか続けるのが難しくて、3日坊主で終わることもありますよね。
この記事では、何かを継続させたい人に向けて、誰でもできる小さな習慣から「継続力」をつける方法を紹介します。
小さな習慣から「継続力」をつける方法
小さな習慣から「継続力」をつける方法を、5つに分けて説明していきます。
- 1回だけやる
- 習慣のハードルは低いほうがいい
- 習慣が身につくまでの日数は66日
- モチベーションに頼ってはいけない
- 私たちがめんどくさがり屋な理由|脳の抵抗を減らす
STEP.1 1回だけやる
まずは、1回だけやることです。
例えば、30分の筋トレをしないといけないと思うと、1回もしないですよね。
1時間も勉強すると思うから1分も勉強ができない。
老子は言っています。
「千里の道も一歩から」
もし、腕立て伏せを続けたいのなら、1回だけやってみましょう。
家でパジャマでもいいので、「いますぐ1回だけやってみる」なら誰でもクリアできると思います。
勉強なら「たった1問だけ解いてみる」ことならできますよね。
「1回だけだと何の意味もないじゃん」と思うかも知れません。
でも、1回と0回では天と地ほどの差があります。
どんなに大きな成功も、そこへ向かう最初の一歩が必ずあります。
そもそも初めから30分の筋トレなんて、初心者がエベレストに登るようなもの。
最初はバカバカしいほど小さいステップから始めましょう。
1回やると、たまにもっと多くできるときがあります。
5分だけ勉強しようと決めたのに、気づいたら30分や1時間勉強していたことありますよね。
あれと同じです。
1回始めてしまえば、おまけで多くできてしまうことがあるんです。
「1回だけやる」「1問だけ解く」といったバカバカしいほど小さいステップから始める
STEP.2 習慣・継続のハードルは低い方がいい
習慣にするには、歯磨きや洗顔のように、とにかく毎日続けることが大切です。
でも、友達と遊んだり仕事が忙しい日もありますよね。
どうしてもやる気にならない日は、誰にでもあります。
例えば、夜、ベッドに入ったあとで、自分が毎日習慣にしていた筋トレをやっていないことに気づいたとします。
その時、もし筋トレ30分を毎日の習慣にしていたら、めんどくさくてその日でやめてしまいますよね。
「もういいや」とか「めんどくさい」とか。
その日から勉強や筋トレはやめてしまい、結局習慣にならず、今までどおりの元通りになってしまいます。
もし、たった1回の腕立て伏せにしていればどうでしょうか?
夜疲れてベットに横になっていたとしても、1回だけならできるのではないでしょうか。
そうすれば、腕立て伏せという習慣を続けることができます。
まずは、小さな目標を毎日クリアすること。
そして今日も課題をクリアしたと思って眠りにつくことが習慣をつくるために、とても重要になるのです。
小さな行動は、少しずつ生活の一部になっていきます。
だから、まずは最低限のことを続けましょう。
べつにおまけで、何回かやろうとか思わなくていいです。
「最低限のことを毎日やる」それだけでOKです!
毎日やることが大事なので、恐ろしいくらいハードルの低い目標にする
STEP.3 習慣・継続力が身につくまでの日数は66日
習慣づくりにかかる日数は66日(約2ヶ月)と言われています。
もちろん個人差があり、もっと短い人もいれば、長い人もいます。
習慣はすぐには身につきませんが、66日間たって習慣になってしまえば、逆にやらないのが気持ち悪くなります。
歯磨きをしていないと、なんだか気持ち悪いですよね。
重要なことは、最小限のことを66日間、毎日続けること。
だからハードルを上げすぎてはいけないのです。
1度習慣にしてしまえば、継続するのは簡単
STEP.4 モチベーションに頼ってはいけない
そもそも何かを続けるためにモチベーションは必要ありません。
習慣にするためにはモチベーションは無視。
例えば、ブラック企業で働いているのに、モチベーションを高めて、なんとかなるでしょうか?
ならないですよね。
モチベーションとは、つまり感情。
モチベーションが高いときは、何か大きな目標を立ててしまいがちです。
「良し!テンション上がってきたから今日から毎日1時間筋トレするぞ!」とか。
「毎日3時間勉強するぞ!」とか。
でも一旦モチベーションが下がったら「もう無理だ」「私にはできない」とか弱音を言い始めます。
モチベーションがうまく機能するのは、「エネルギーが有り余っているとき」と「大きな誘惑がないとき」です。
もし仕事で疲れていたり、見たいドラマなどがあれば、「明日でいいや」と思ってやめてしまいます。
それは人間です。
今日のモチベーションが高くても、明日のモチベーションも高いとは限りません。
モチベーションはすぐに崩れるので、信用できないのです。
本当に必要なものは「意志の力」
「これをしよう」という自分の意志が大事であって、モチベーションは必要ない。
STEP.5 私たちがめんどくさがり屋な理由|脳の抵抗を減らす
なぜ私たちは、めんどくさがり屋なのかというと、脳が変化に抵抗するように作られているからです。
なので、何かをやろうとすると脳は「リスクがあるからやめとけ」と抵抗してきます。
昔は新しいことを始めることは死を意味していました。
人類で最初にフグを食べた人は絶対死んでいるでしょう。
死なないために脳は抵抗するのです。
その脳の抵抗を減らすために、最初はできるだけ小さい変化から始めてみましょう。
だから、筋トレを30分やるのではなく、脳の抵抗を減らすためにも1回だけやるのがいいんです。
そうやってコツコツ続けていけば、雪だるま式に勢いがついていって、66日後にはやらないと気持ち悪くなってきます。
脳の抵抗を減らすために、最初はできるだけ小さい変化から始めてみる
【体験談】不動産投資の物件探し
約5年前に私は不動産投資を始めました。
今ではアパートやマンションを所有し、順調に家賃を頂いていますが、当時は知識も経験もゼロの状態でした。
不動産投資は物件を買わないことには始まりません。
当然、物件探しをすることになるのですが、不動産の世界では「せんみつ」という格言があります。
これは、1000件の物件情報のなかで、本当に買う価値がある良い物件は3件しかないという意味です。
そして、この買う価値がある物件を探すためには、とにかく毎日物件探しをする必要があります。
そこで、私はこの「小さな習慣」を使いました。
パソコンのトップ画面を不動産情報サイトに設定し、毎日そのサイトを見たあとじゃないとネットサーフィンできないようにする
と決めたのです。
トップ画面に設定しているので、ネットサーフィンしようとすると、必ず最初に不動産情報サイトが表示されます。
そのため、来る日も来る日も、仕方なく、とりあえずサイトを眺めてから、ネットサーフィンをする日々が続きました。
そして、ある時、良い物件を見つけることができ、今では不動産投資家として安定した家賃収入を得ています。
毎日見続けていたおかげで、不動産情報サイトを見るのは、私の日課になりました。
なにも意識しなくても、毎日かかさず見ています。
どんなに眠くても体調が悪くてもです。
だって毎日見ないと、なんだかそわそわしてしまって、気持ち悪いんです。
【新たに習慣を増やす】ブログ1行チャレンジを始めることにしました。
不動産投資で「小さな習慣の力」に味を占めたので、このブログにも使うことにしました。
題して
ブログ1行チャレンジ
ブログ1行チャレンジとは、毎日最低1行の文字を書くチャレンジです。
1行(約50文字)なんて1分もかかずに書けます。
バカげてると思いましたか?
もし、そう思ってもらえたのなら、この目標は小さな習慣に適した目標ということです笑
いまこうして書いているブログ記事ですが、実は書く日もあれば書かない日もあるのが現状です。
個人的には毎日コツコツ書いていけたらいいなと願っているので、この小さな習慣を使うことにしました。
ブログ1行チャレンジを通して、毎日文字を書く習慣を身につけたいと思います。
しばらく、期間が経ったら、また感想を追記したいと思います。
どんな結果が待っているか、愉しみです。
まとめ
小さな習慣から「継続力」をつける方法の要点をまとめると
- 「1回だけやる」「1問だけ解く」といったバカバカしいほど小さいステップから始める
- 毎日やることが大事なので、恐ろしいくらいハードルの低い目標にする
- 1度習慣にしてしまえば、継続するのは簡単
- 本当に必要なものは「意志の力」。「これをしよう」という自分の意志が大事であって、モチベーションは必要ない
- 脳の抵抗を減らすために、最初はできるだけ小さい変化から始めてみる
ぜひ、この方法を使って自分がほしい習慣・継続力を身につけていきましょう。
以上、「【人生を変えろ】小さな習慣から「継続力」をつける方法【体験談有】」という記事でした。
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